いのち
栄養と食
人をつなぐ
“エピジェネBASE”は、生命・栄養と食・ひと人をつなぐ場です。次世代と未来の健康へ活動する金高有里(管理栄養士)と頼玲瑛(助産師)・チームエピジェネが協力して開設しました。
We Made
a Promise
私たちは、次世代の健やかで明るい未来を育むために、DOHaD学説※を基盤とした視点を持ち、生命のはじまりを迎えるにあたり、エピジェネティクスも考えた栄養と食をとり入れ、次世代の健康への正しい知識と情報を常に更新し伝え続けること、さらに人と人・人と社会をつなぐことが欠かせないと考えています。
“エピジェネBASE”では、様々な関係者との協力協働から、視座を高める専門的知識や実践の工夫・具体的な栄養保健指導など、情報と考え方・実践を活かし広く社会へ向けて届けます。
*エピジェネBASEで使用するエピジェネ🄬は、「今を生きる力」を高める生活環境や元気力のこと。エピジェネ🄬は遺伝子科学の研究関連分野の専門用語であるエピジェネティクスから引用し、健康な未来をつくるキーワードとしてシェアライフジャパンが登録した商標です。
Careers
YURI KINTAKA (金髙 有里)
札幌保健医療大学准教授・NPO法人青果物健康推進協会理事
「食べたもので全ての細胞はできている。」「食べたものは土や海から戴いている。」この二つがカギになることを感じ、妊娠を迎えるずっと前の世代(幼少期)から、食に対する意識を変えていきたいという想いを持つ。そこで、2020年、12年間温めてきた「食を育むまんまカルタ:群羊社」を出版する。2023年、学生とともに、母親の栄養チャージカフェ「nipocafe」を立ち上げる。
研究活動においては、妊娠期の葉酸摂取と次世代への影響について、DOHaD学説に基づいた研究を進める。研究に基づき、妊娠を迎える前から整った食事を心がけることが、次世代のヘルスケアに影響するという考えのもと、天然の形でビタミン・ミネラルを積極的に摂ってほしいという想いから、青果物健康推進協会の顧問として農水省の補助事業等を通じで青果物の推進活動に従事する。2021年、農水省の国際果実野菜元年においては農水省の主催するレシピコンテストの審査員を務める。また、「妊産婦のための食生活指針」の基盤となる令和元年度 子ども・子育て支援推進調査研究事業におけるレビュー協力にて関わるなど、母子保健について活動・研究を進める。
RAI REIEI
(頼 玲瑛)
頼助産院院長・一般社団法人シェアライフジャパン代表理事
お母さんのおなかにいる赤ちゃん:胎児期に関心を持ち助産師へ。高度医療の周産期医療施設その他でスキルアップし、多くの妊娠出産に関わる。「生まれるときと命の終わるときには人はもっと大事にされるべき?!」と強く感じ、尊敬する医師の賛同を得て石川県金沢市で、入院分娩できる助産院を開業。地域母子保健の現場で自然分娩とハイブリッド母乳育児で10代からはじまる女性のライフコースをエンパワーしている。2000年からDOHaDの視点から栄養保健指導を継続するが社会での周知と理解の困難を感じていた。2010年 女性の身体と産む力、授かる力の変化に気付き米国AHCN大学博士課程で学び、SDGsに関連した女性の栄養と健康保健で米国ホリスティック栄養学・理学博士取得。2014年に一般社団法人シェアライフジャパン設立。地域のソーシャルキャピタルの醸成を目指すことを活動の中心としている。妊産婦への宅配食(エピジェネごはん)開発と販売、専門職の実践と研究者も活用できる栄養保健指導ソフト(NLエピジェネレディースソフト)をソフト会社と共同開発リリース。女性と家族のライフステージに応じて、女性の生き方も支援するプログラム:エピジェネ🄬プロジェクトを推進し、未来の元気を応援している。